バレリュー症候群とは? |
頚部の障害によって、自律神経障害を伴う状態をバレーリュー症候群と呼んでいます。
むち打ち損傷だけではなく、椎間板ヘルニア、頚椎症(変形性脊椎症)、胸郭出口症候群などでも自律
神経の障害によってバレリュー症候群になることがあります。
自律神経の交感神経、副交感神経のバランスがくずれ、様々な症状が生じてくるのが自律神経失調症
と呼ばれていますが、バレリュー症候群は、頚部での自律神経機能障害ということになります。
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自律神経とは? |
からだの各部を機能させるのは神経系ですが、体性神経と自律神経があります。
体性神経は、別名、動物神経と呼ばれ、自分のからだを自分の意思で動かすときに使われるものです。
一方、自律神経は自分の意思とは関係なく働く神経です。別名、食物神経と呼ばれています。
自律神経だけが働いて生きている状態が植物人間ということになります。
自律神経には、相反する作用を持つ交感神経と副交感神経とがあります。
血管が収縮 → 交感神経 心臓拍数が早くなる → 交感神経
血管が拡張 → 副交感神経 心臓拍数が遅くなる → 副交感神経
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具体的な症状 |
受傷直後よりは、2〜4週間後に現れることが多いようです。
重に、後頭部の痛みの訴えが多い。
全身性愁訴 ---- 倦怠感、疲労感、不眠
神経・筋性の愁訴 ---- 頭痛、肩こり、めまい、しびれ、脱力感 、腰痛
心血管性の愁訴 ---- 動悸、息切れ、浮腫
消化器系の愁訴 ---- 食欲不振、腹痛、便秘、下痢
これらの愁訴がいくつも重なったり、心理的ストレスなどで症状が変動することが多いのが特徴です。
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治療法 〜星状神経節ブロック〜 |
星状神経節ブロックという治療を施します。
交感神経のかたまりである星状神経節に、麻酔剤を注入し神経を麻痺させます。
その結果、星状神経節が支配している頭部や顔面、首、腕、心臓、肺などの交感神経の機能が抑えられ、
血管が拡張し、血液の循環が改善され痛みが緩和させるのです。
星状神経節は、のどのあたりの第7頚椎の横突起の前方にあります。
形が星のように見えるため、星状神経節と呼ばれています。
星状神経節には、知覚繊維(痛みを感じる神経など)が入っていないので、直接針をさしても電撃痛を訴
えることはありません。 |