①別居した時の生活費は払ってもらえる?

夫の不貞(浮気)が原因で別居することに。

妻はとりあえず、子どもを連れて実家へ帰りました。

このような場合、生活を夫に請求できるでしょうか?

 

答えは、請求できます。婚姻費用の請求といいます。

夫には、妻と子どもに対する扶養の義務があります。

夫は、自分の生活と同レベルの生活を妻と子どもが送れるように

経済的援助をしなければならないということです。(生活保持義務)

夫が毎日高級料理を食べているのに、妻と子どもが

カップラーメンしか食べられないような生活だと、

夫は扶養の義務を果たしていないということになります。

 

●生活費はどれだけもらえる?

婚姻費用として請求できるものは、妻の衣食住の費用のほかに、

子どもの教育費、医療費、交際費などが含まれます。

妻が実家に帰った場合は、妻と子どもの食費、医療費、

子どもの教育費(おけいこ事も含まれます)、交際費といったところでしょう。

それらを計算して、夫に請求します。

夫がすんなり支払ってくれたら、それでよいですが、支払ってくれない場合、

いつまでも待っているわけにはいきません。

その場合は、調停を起こすことになります。

 

●別居時の生活費(婚姻費用)はいつから支払ってもらえる?

調停を起こした場合、婚姻費用は、調停の申し立てのときからの分からしか

請求を認めてもらえないです。

理論的には、別居した時からの生活費を請求することができるという考え方に

なるのですが、実務では、調停の申し立て時からという扱いになっています。

ですから、生活費を支払ってもらえない場合は、いつまでも待っていないで、

さっさと調停を起こしたほうがよいのです。

では、婚姻費用は、いつまで支払ってもらえるでしょうか?

別居解消まで、または離婚成立までということになります。

 

 


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