最近、エンディングノート という映画が話題になっています。
女性の映画監督が、父親の癌が見つかってから亡くなるまでを、カメラで
撮り続けたドキュメンタリーです。
父親は自分の死後のことをきっちりエンディングノートに書き記していきます。
家族のだれかが亡くなったとき、残されたものは、亡くなった人の気持ちを
知りたいと思うでしょう。お葬式にしても、「お父さんだったら、こんなお葬式を
望んだはず」と思いながらも、「これでよかったのかな」という気持ちが出てくる
かもしれません。そういうときに、自分がどうしてほしいのかというメッセージを
家族に残すことによって、残されたものは、迷うことなくその通りに実行することが
できます。
人間の生と死というのは、まったく別のものというより、一直線上にあるものなんだなぁ
と思います。
残す