DVへの対策 - 裁判所の保護命令

夫からの暴力(内縁の夫含む)から逃れる対策として、DV防止法が定める裁判所の保護命令があります。保護命令は、妻が夫からの暴力によりその生命または身体に重大な危害を受けるおそれが大きい時に、妻からの申し立てにより、裁判所が一定期間、夫を妻から引き離すため発する命令のことです。(夫からの妻への暴力だけでなく、妻から夫への暴力も保護対象です)

夫が妻につきまとい徘徊することを6か月間禁止する接近禁止命令、夫が妻とともに生活の本拠としている住居から、2か月間、対処することを命令する退去命令があります。この他、子どもに対する接近禁止命令、妻の親族等への接近禁止命令も可能です。

保護命令の申し立てる裁判所は、①夫の住所地を管轄する地方裁判所 ②妻の住所・居所の所在地を管轄する地方裁判所 ③暴力が行われた地を管轄する地方裁判所 のいずれかです。

保護命令の申し立てる条件として、配偶者暴力相談支援センターまたは警察に相談した事実ががあることが必要です。これらの機関に相談していない場合には、公証役場で作成する宣誓供述証書があればよいことになっています。

保護命令の施行状況

終局した保護命令事件 → 23,094件

内、支援センターのみの相談件数 → 3,820件   警察への相談 → 10,990件       双方への相談 → 7,594件  宣誓供述書添付 → 602件

終了した事件のうち、保護命令が発令された件数 → 18,340件(約80%) です。

DVを受けているのであれば、まずは勇気をもって相談してください。相談機関は、こちらを参考にしてくだい。


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