7月1日の日経新聞に、「0歳児から投票権を」「少子化時代の選挙制度へ」という記事が載ってい
ました。内容をまとめると、
現在の人口構成からいうと、選挙の行方を左右するのは、団塊の世代を中心とした中高年。
政治家もそれをみこして、高齢者が恩恵を受ける政策を並べています。
その結果、社会保障をはじめ、世代間の格差は広がってしまう。
これでいいのだろうか?
それを改めるには、若者パワーを結集するしかない、
投票年齢を引き下げて頭数を増やせばよい、
世界では18歳が一般的だそうで、EU議会は16歳を提案しているそう。
これでも、まだまだ数が足りない、
そこで、思い切ってゼロ歳まで下げる、
15歳以下は、親が代理で投票する、
子どもを持つ親は子供の将来を考えて投票するので、結果、若者に優位な政策が選択されること
になる というものです。
日本は、ものすごい勢いで高齢者が増えているのに、医療制度改革などは先送り状態です。
20年後、現在60歳の人は80歳、ゼロ歳の子は、20歳になります。そのときに若者の活力をそぐ
ような社会だと、高齢者が支えてもらえなくなってしまいます。
0歳児にも投票権を与えるというのは、あながち悪い選択肢ではないと思ってしまいます・・・