消費税が8%になることが決定しましたね。
厚生労働省の調査では、8月の基本給など「所定内給与」は、前年同月比0.4%減の24万1131
円で、15か月連続のマイナスです。給与は減り続けているのです。
消費税が8%になると、どの程度家計に影響があるのか気になりますね。
以下は、大和総研是枝俊吾研究員の試算です。
(消費税1%引き上げで物価が年0.72%上昇すると予測。世帯年収変わらず。負担増には復興増税や厚生年金保険料の引き上げなどを含む)
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世帯年収 |
8% |
10% |
片働き4人世帯 (夫会社員 妻専業主婦 子ども2人小学生) |
300万円 |
4万8000円 |
10万7000円 |
500万円 |
7万5000円 |
16万8000円 |
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800万円 |
10万9000円 |
24万6000円 |
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片働き4人世帯 (夫会社員 妻パート 子ども2人小学生) |
400万円 |
6万4000円 |
14万2000円 |
600万円 |
9万1000円 |
20万4000円 |
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900万円 |
12万6000円 |
28万2000円 |
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共働き4人世帯 (夫会社員 妻会社員 子ども2人小学生) |
800万円 |
11万6000円 |
26万円 |
1000万円 |
14万2000円 |
32万円 |
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1300万円 |
17万7000円 |
39万7000円 |
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単身世帯
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300万円 |
4万3000円 |
9万7000円 |
500万円 |
7万 |
15万7000円 |
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800万円 |
10万5000円 |
23万5000円 |
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年金夫婦世帯 (夫、妻とも 75歳以上) |
240万円 |
7万1000円 |
7万4000円 |
360万円 |
10万円 |
15万9000円 |
かなりの負担増になりますね。
そもそも消費税増税は、年金や医療などの社会保障に充てるためにということでしたが、
ふたを開けてみると、いつのまにか、8兆円のうち5兆円は景気対策に使われるという。
軽減税率(食糧品など生活必需品には税金を少なくする)も10%のときにやっと考えるようです。
何とも納得がいきません・・・