相続手続き 株式を売却して現金で受け取りたい(証券会社)

株式(上場株式)の相続手続きは、証券会社で行います。株式以外に、投資信託や国債などがある場合は、それらもまとめて手続きを行います。

取引のあった支店に連絡すると、必要書類一式が送られてきます。

必要書類は、概ね以下の通りですが、証券会社により必要書類が異なるケースもありますので、よく確認してください。

 

必要書類

・故人の出生から死亡までの連続した戸籍

・相続人全員の戸籍謄本

・相続人全員の印鑑証明書

・証券会社所定の用紙

・遺産分割協議書(遺産分割協議書は、必ずしも作成する必要はありませんが、相続税の申告がある場合は、必ず作成しなければなりません。)

※遺言書がある場合の必要書類は異なります。

 

現金で受け取りたいときは?

株式は、預貯金のように払戻しはできません。そのため、株式を売却して現金で受け取りたいという場合、

まずは、故人の口座にある株式を相続人の口座に移し(名義書換え)、その後、相続人が売却するという流れになります。相続人が口座を持っていない場合は、口座を新たに作る必要があります。

株式を複数の相続人が相続する場合、

・各相続人がそれぞれ口座を作り、名義書き換え後、それぞれが好きな時期に売却する方法と

・代表相続人が口座を作り、名義書き換え後売却し、相続割合に従って各相続人に支払う方法があります。

代表相続人がまとめて売却する場合、いつ売却するかで株価が大幅に異なる場合がありますので、事前に相続人間でよく話し合っておきましょう。

 

相続税がかかる人

相続した株式を売却して売却益が出た場合、譲渡所得税がかかります。

相続税がかかるのに、譲渡所得税もかかるの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、

相続税は、相続時の株価に対してかかるもの、株式を売却していなくても、評価額に対して税金がかかってきます。

譲渡所得税は、相続して自分のものになった株を売却した際の利益に対してかかるもの、

一般的に株式を売却した際にかかる税金がこれにあたります。

相続によって取得した株式を相続開始の翌日から3年10ヵ月以内に売却した場合、譲渡所得の計算の時に、相続税額のうち一定の金額を取得費に加算することができます。

詳しくは、国税庁のHPでご確認ください。

 

税金のことは、いろいろとややこしいので、株式を相続する際に、必ず、証券会社、税務署・税理士に確認してください。


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