遺言」カテゴリーアーカイブ

令和2年7月10日 法務局での自筆証書遺言の保管が始まりました

詳しくは遺言・相続手続きあんしん相談所サイトをご覧ください

 

 

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カテゴリー: トピックス, 遺言 |

遺言 会話式Q&A 5.子どもがいない夫婦、遺言書は必要?

登場人物 恵子さん(68歳  元デザイナー、年金暮らし)  恵子さんの夫、正夫さん(75歳 退職後年金暮らし)

 

 

恵子さん 「こんにちは。今日は夫と一緒に相談したいことがあってお伺いしたの。」

すずきさん 「こんにちは。素敵なご主人様ですね。」

正夫さん 「お褒めに預かり光栄です(笑) すずきさんのことは、いつも家内から聞いております。今日は、私たちの将来についてご相談したくてお伺いしました。よろしくお願いします。」

すずきさん 「こちらこそ、よろしくお願いいたします。恵子さんとは、とても親しくさせていただいています。なんだか気が合うんですよ。」

正夫さん 「そうでしたか、妻はすずきさんのことをとても信頼しています。それで、今日は、遺言書のことについて教えていただきたいなと思って。私たち夫婦には子どもがいません。私の両親は既に他界していて、滅多に会いませんが姉と妹がいます。仲が悪いというわけではありませんが、大した付き合いはしていません。このような場合、私が先に死んだら、私の遺産は全部妻のものになりますか?」

すずきさん 「ご主人が遺言書を書くことで、すべての財産を恵子さんに残すことができます。遺言書がないと、法律では、恵子さん4分の3、お姉さんと妹さんが8分の1ずつ遺産を相続することになりますが、遺産を分ける過程で、恵子さんが、お姉さんと妹さんと話し合うことになります。もちろん、お姉さんと妹さんが、恵子さんに全部の遺産をあげてもいいと言えば、恵子さんが全部相続することになりますが、最近は皆さん権利意識が強いですから、そういう方はあまりいらっしゃいませんね。」

正夫さん 「なるほど、そういうことですか。妻に、私の姉妹のことで負担はかけたくないですからね。遺言書があれば、必ず、妻に全部の遺産を残すことができるのですね?」

すずきさん 「そうです。兄弟姉妹には遺留分がありません。遺留分というのは、相続人が最低限相続できる取得分のことです。法律では、妻や子、親には認められていますが兄弟姉妹には認められていません。正夫さんの「すべての財産を妻に相続させる」という遺言書があれば、お姉さんと妹さんは、何も相続できないということになります。遺言書が奥様を守ってくれますよ。」

正夫さん 「そうですか、それを聞いて安心しました。」

恵子さん 「私も安心したわ。よかった~ なんだかお腹空いてきちゃった(笑) ところで、もし、私が先に死んだ場合はどうなるの?」

すずきさん 「恵子さんには、弟さんと妹さんがいらっしゃるでしょ。お父さんとお母さんは、ずいぶん以前に亡くなられているよね。遺言書がないと、恵子さんのご主人が4分の3、弟さんと妹さんがが8分の1ずつになるわ。」

恵子さん 「実は、弟は昨年交通事故で他界したの。弟には息子と娘がいるの。小さい頃、よく一緒に遊んであげたから、私にとってもなついてくれているの。今でも年に数回、一緒に食事したりしているわ。」

すずきさん 「弟さんのこと、ご愁傷さまです。弟さんのことは聞いていたけど、事故のことは知らなくてごめんなさい。」

恵子さん 「お気遣い、ありがとう。こういうことって、聞いたほうは反応が難しいでしょ、だから、ついつい言いそびれちゃって。弟がいないと妹が4分の1を相続することになるのかしら?」

すずきさん 「それが違うの。本来、弟さんが相続する分8分の1を、甥御さんと姪御さんが16分の1ずつ分けることになるの。」

恵子さん 「えぇ~、そうなの、頭がこんがらがってきちゃうわ。」

すずきさん 「恵子さん、大丈夫よ(笑) 遺言書がないと、恵子さんの遺産は、正夫さん4分の3、妹さん8分の1、甥御さん16分の1、姪御さん16分の1、になるの。分け方については、相続人全員で話し合うことになるわ。正夫さんが、妹さん、甥御さん姪御さんと遺産について話し合わないといけないの。」

正夫さん 「そうなんですか、それはちょっと僕もつらいな~」

恵子さん 「私、長年デザイナーをやってたでしょ、子どももいないから、お金はそこそこ貯めてあるの。主人も老後のお金は余裕があるから、できれば、甥と姪にいくらかあげたいの。そういう場合は、どうすればいい?」

すずきさん 「恵子さんが遺言書を書いておけばいいのよ。正夫さんには、この財産を相続させるとか、甥御さんには、いくらあげるかとか・・・」

恵子さん 「そういうこともできるのね。それはいいわね。二人とも子育てにお金がかかるから、少しでも遺産が入ったら助かるんじゃないかしら?妹は十分な資産を持ってるから、特に要らないかなぁ。」

すずきさん 「恵子さん、具体的なことはこれからじっくり考えていけばいいわよ。正夫さんも恵子さんも、遺言書が必要だと理解していただけたみたいでよかったわ。」

正夫さん 「なんだかスッキリしました。漠然とは考えていたのですが、ついつい先延ばしにしてしまっていて・・・まずは、何から始めればいいですか?」

すずきさん 「財産のリストアップから始めるといいですね。」

正夫さん 「今は時間もあるので、早速、始めてみます。」

すずきさん 「例えば、預貯金の相続手続きは各銀行ごとに行う必要があります。銀行の数が少ないほうが、手続きの負担が軽減できるのですが、万一、銀行が破綻した場合、預貯金が保護されるのは1,000万円までです。そのあたりも考慮して考えられるとよいですね。ちなみに、外貨預金は預金保険制度の対象外となりますのでご注意くださいね。」

正夫さん 「なるほど、そういうことも考えて財産を守っていかないといけないですね。財産リストを作ったら、あらためて連絡させていただきます。」

すずきさん 「財産リストとのサンプルをメール添付させていただきますね。メールアドレスを教えていただけますか?」

正夫さん 「ありがとうございます。」

恵子さん 「私も始めてみるわね。主人よりは、のんびりになりそうだけど(笑)」

すずきさん 「そうね。じゃ、また来週、お稽古でね!」

 

POINT 子供のいない夫婦はお互いに遺言書を書くべし!

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遺言 会話式Q&A 4.一人息子なんだけど遺言は必要?

愛子さん 「うちは一人息子だから、遺言書は要らないわよね?」

すずきさん 「う~ん、半分正解かな(笑)」

愛子さん 「そうなの?一人息子だと揉める相手がいないから、要らないとばかり思ってたんだけど・・・」

すずきさん 「ご主人、お元気よね?先日、スーパーでお会いしたけど、とっても元気そうだったわよ。これから、ゴルフの打ちっぱなしに行くんだって言ってたわ。」

愛子さん 「そうなの、ゴルフってお金かかるでしょ。ほどほどにしてほしいんだけど、なかなかね、まぁ、ずっと家にいられるよりかはいいけどね。」

すずきさん 「そうだよね。」「話を戻すけど、女性のほうが平均寿命が長いから、まずは、ご主人が先に亡くなる場合について説明するね。どちらが先に逝くかは、神のみぞ知るだけど。」

愛子さん 「そうね、主人とは同級生だから、主人のほうが早いかも。」

すずきさん 「ご主人が先に亡くなった場合、相続人は愛子さんと息子さんの一也君になるでしょ。遺言書がないと、愛子さんと一也君で、ご主人の遺産の分け方を話し合わないといけないの。愛子さんのところは、財産もたくさんあるし、一也君はお母さん思いだから、一也君が独身でいるうちは大丈夫だと思うけど、結婚して奥さんがつくと、どうなるかわからないわよ。一般論で言ってるから気を悪くしないでね。それに、一也君って、海外出張とかあるでしょ。忙しくて飛び回ってるときに、相続の話し合いをするとなると、かなりの負担になるんじゃないかしら?相続手続きにしても、一也君の署名押印を求められるから、いないときは手続きができないことになるわよ。」

愛子さん 「あら、そんなこと、ぜんぜん考えてなかったわ。なんだか、急にドキドキしてきちゃった。私、一人になったら大丈夫かしら?とっても不安だわ。」

すずきさん 「愛子さん、大丈夫よ。落ち着いて(笑) ちゃんと準備してたら、何の問題もないわよ。」

愛子さん 「準備って、どうするの?」

すずきさん 「ご主人に遺言書を書いてもらうの。遺言書があると、だれがどの財産を相続するのかが決まっているから、愛子さんと一也君が相続財産について話し合う必要はなくなるわ。それに、遺言書があれば、愛子さんが単独で手続きを行うこともできるの。そのためには、愛子さんが遺言執行者になる必要があるんだけど、その話はまたのときにね。難しいことじゃないから安心してね。」

愛子さん 「そうなんだ。主人に遺言書を書いてもらえばいいってことはわかったけど、なんて切り出せばいいかしら?「遺言書、書いて」って言ったら、「早く死んでって」言ってるみたいじゃない?」

すずきさん 「そんなことはないと思うけど。ご主人のご両親の相続は揉めなかった?」

愛子さん 「そう、そう、それが大変だったのよ。主人は、4人兄弟姉妹の長男なんだけど、主人のお父さんが、主人以外の3人の子どもには、それぞれが家を建てるときに、かなりのお金を生前贈与であげたんだって。主人は何ももらってないから、実家の家は自分がもらえるものだと思ってたらしいの。ところが、いざ、お父さんが亡くなってみると、他の弟姉妹が、口裏合わせて、生前贈与の金額は微々たるものだと言い張り、結局、数の力に押し切られた形になって、実家の家も売られて、それを4等分したんだって。それからは、他の3弟姉妹とは、付き合いがなくなったの。私も義理の弟姉妹に対して、それまでとは見る目が変わったし、一也もいとこ同士で、そこそこ仲良くやってたみたいだけど、親の顔色みて今はぜんぜん会ってないみたいよ。お金って怖いわ~」

すずきさん 「そんなことがあったのね。ご主人がそんな嫌な思いをされているんだったら、遺言書はすんなり書いてくれると思うよ。親の相続のときに揉めて苦労したから、自分の家族にはそんな思いをさせたくないと思って遺言書を作る人は多いの。もちろん、愛子さんと一也君が揉めるからというんじゃなくて、相続の話し合いだけでも、相当な時間をとられるし、忙しい一也君の負担になることは、できるだけ避けてあげたいでしょ、遺言書があると愛子さん一人で手続きができるし、場合によっては専門家にお願いすることもできるわ」

愛子さん 「そうなのね。少し安心したわ。主人の機嫌のよさそうなときをみはからって言ってみようかしら?」

すずきさん 「それがいいわね。」「ご主人が亡くなった後、愛子さんが亡くなった場合、相続人は一也君一人よね。その場合、遺言書は特に必要ないと思うわ。ただ、財産のありかをしっかりと記録しておいてあげてね。どこにどんな財産があるかわからなければ、それを探し出すまでに時間がかかるし、場合によっては、その存在自体がわからないままになってしまう可能性もあるからね。」

愛子さん 「そうだね。私の財産は少ないけど、ひとまとめにして引き出しに入れてあるの。主人の財産は、大まかにはわかっているけど、書類がどこにあるかまでは知らないの。それも、主人に聞かないといけないね。」

すずきさん 「それがいいわ。今は、ご主人もお元気だから大丈夫だけど、年齢を重ねると、からだの機能も頭も衰えてくるわ。そうなってからでは、いろんなことが、とても大層に思えて、なかなか進まないと思うよ。」

愛子さん 「そうね。息子のためにふと踏ん張りしてみるわ。」

すずきさん 「愛子さんは、昔から一也君命だもんね―(笑)」

POINT 一人っ子でも、両親がいる場合は遺言書を書いたほうがよい、片親になると不要だが、財産の所在を明確にする

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カテゴリー: 新着情報, 遺言 |

公正証書遺言の作成をお考えの方

●公正証書遺言
公正証書遺言は、公証役場で作成します。法務大臣が任命した公証人(元裁判官や検事など)が作成するので、法的に問題のない遺言書を作ることができます。また、原本が公証役場に保管されるので、紛失や改ざんのおそれもありません。家庭裁判所の検認も不要ですので、遺言書を金融機関等に持参すれば、相続手続きを行うことができます。デメリットは、証人二人が必要なことと、手間や費用がかかるということです。

 

◆法的効力のある遺言事項
遺言書に書かれた内容のすべてが法的効力をもつわけではありません。一般的に、みなさんが思い浮かべるのは財産のことではないでしょうか。財産のことはもちろんのこと、それ以外にも、子どもの認知や推定相続人の廃除(子どもから、暴力をふるわれたなどの虐待を受けた親が、その子どもを推定相続人から除くこと。子どもは財産を相続できなくなる)などの身分に関する事項、だれが墓や仏壇を継ぐのかという祭祀承継者の指定なども行うことができます。

◆付言事項(法的効力はなし)
遺言書の最後に付言事項という項目があります。法的効力はありませんが、相続人に対して遺言者の気持ちを伝えることができます。特に、特定の相続人に有利な内容になっているような場合、なぜ、そのような分け方にしたのかの理由を書いておくと、不公平感を感じる相続人がいたとしても納得を得られやすくなるでしょう。

例)長男○○は、長年にわたり私の介護を担ってくれた。その感謝の気持ちを込めて、より多くの財産を相続させたいと思う。どうか、○○、○○、○○は、私の気持ちを理解してほしい。

このような付言事項があるのとないのとでは、相続人の受ける印象がまったく異ってきます。特に、財産の分け方に差があるような場合、付言事項を書いておかれるのがよいでしょう。

◆全国の公証役場で作成可能
公正証書遺言は、全国の公証役場で作成することができます。たまたま旅行で訪れた場所で遺言書を作成する気になり、滞在先近くの公証役場で作成するということも可能です。(必要書類を用意する必要がありますが)遺言者が亡くなり、遺言書があるかどうかわからない場合、公証役場で遺言検索を行うことができます。全国どこの公証役場でも行うことができるので、相続人の最寄りの公証役場で検索されるとよいでしょう。

◆お勧めは公正証書遺言
専門家がお勧めするのは公正証書遺言です。遺言者が直接、公証役場に行き遺言書を作成することもできますが、ご依頼いただければ、必要書類の取得(ご希望の場合)、遺言書の原案作成、公証役場との打ち合わせ等を行政書士が行いますので、遺言者は、一度だけ公証役場に出向くだけで遺言書を作成することができます。

◆お客様のお話を聞く
遺言書は、この世での最後の意思表示と言われています。書かれている内容は、個人情報の塊みたいなものです。当然、作成を依頼する人が信頼できる人かどうかが気になるところだと思います。

私が最も大切にしているのは、「お客様のお話を聞く」ということです。財産をだれにどれだけ分けるのかを決めるまでには、今までその方が歩んできた歴史の中での思いが関係してくるわけです。例えば、親子関係一つとってみても、一人の子どもには、とても世話になったと感じている一方で、もう一人の子どもには借金の肩代わりをさせられ迷惑をかけられたと思っている、できれば、世話になった子どもにより多くの財産を残したい・・・このような歴史のお話をお聞きすることで、その方の意思が徐々にはっきりと感じられるようになってきます。その根本のところを理解したうえで、微力ながらお手伝いさせていただきたいと思っています。

 

●公正証書遺言作成の流れ

1.ご相談

2.受任

3.遺言書原案作成
①相続人、受遺者の確認
相続人、受遺者を戸籍謄本等を取得し確認します

②財産目録の作成
どのような財産があるのかを一覧表にまとめます
財産を証明する書類として、不動産登記事項証明書、固定資産税評価証明書、預貯金口座の情報、証券会社の取引残高報告書などをご用意いただきます

③遺言書の原案を作成
だれにどの財産を相続させるのかを確認させていただき、遺言書の原案を作成します

4.公証役場との打ち合わせ
行政書士が公証人と遺言内容についての打ち合わせ、証人の準備、作成日時の予約を行います。

5.公証役場で遺言書作成
当日は、遺言書は既に出来上がっていますので、公証人が読み上げ内容を確認し、ご本人と証人二人が署名・押印して終了となります。
遺言書の原本は、公証役場で保管され、正本と謄本を持ち帰ります。

6.報酬の支払い
公証役場に支払う手数料

財産の価格 手数料
100万円まで 5,000円
200万円まで 7,000円
500万円まで 11,000円
1,000万円まで 17,000円
3,000万円まで 23,000円
5,000万円まで 29,000円
1億円まで 43,000円

 

一.1億円を超える部分については

1億円を超え3億円まで  5,000万円毎に 13,000円
3億円を超え10億円まで 5,000万円毎に 11,000円
10億円を超える部分   5,000万円毎に 8,000円  がそれぞれ加算されます。

二. 上記の基準を前提に,具体的に手数料を算出するには,下記の点に留意が必要です。
・相続人が複数の場合、相続財産の合計額で計算するのではなく、各相続人ごとに、相続する金額で手数料が計算される。
・遺言加算といって,全体の財産が1億円未満のときは,上記によって算出された手数料額に,11,000円が加算されます。

計算例)遺産総額6,000万円 妻に4,000万円、長男に2,000万円を相続させるという遺言書があった場合、

6,000万円の手数料43,000円ではなく

妻4,000万円分→ 29,000円   長男2,000万円分→ 23,000円

更に、全財産が1億円未満の場合、11,000円 が加算されるので、

29,000円₊23000円+11,000円=63,000円 の手数料が必要になります。

・遺言書は,通常,原本,正本,謄本と3部作成し,原本を公証役場に残し,正本と謄本を遺言者にお渡ししますが,これら遺言書の作成に必要な用紙の枚数分(ただし,原本については4枚を超える分)について,1枚250円の割合の費用がかかります。

・公証人の出張サービス
遺言者が病気又は高齢等のために体力が弱り公証役場に赴くことができず,公証人が,病院,ご自宅,老人ホーム等に赴いて公正証 書を作成する場合には,上記一,二の手数料が50%加算されるほか,公証人の日当と,現地までの交通費がかかります。

7.行政書士への報酬
公証役場への手数料とは別に、行政書士への報酬が発生します。
リーズナブルな報酬にさせていただいておりますので、メールまたはお電話でお問い合わせくださいませ。

8.遺言書の保管
遺言書の原本は公証役場で保管され、遺言者は、正本と謄本を持ち帰ることになります。内容は同じものですが、相続手続きを行うには正本が必要になります。遺言者が両方保管しておいてもよいですが、正本は遺言執行者、あるいは相続人の一人に渡しておいてもよいでしょう。紛失した場合でも、原本は公証役場で保管されているので安心ですね。

 

◆アフターサービス
公正証書遺言を作成いただいたお客様には、定期的に連絡をとらせていただいております。その際、遺言書とは別のご相談を受けたりといったこともあります。数年後に「遺言書を書き換えたい」と思われたときにも迅速に対応させていただきます。

末永く、気軽に相談できる相手としてご利用していただければと思っております。

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平成30年3月3日(土)「遺言書セミナー」のお知らせ

遺言書について知りたいという方向けのセミナーです。  

そもそも遺言書ってどんなものなの?

財産が少なくても書いたほういいと聞くけど、なぜ?

書かなかったらどうなるの?

このような疑問にお答えします。

一般的には、自分で書く自筆証書遺言と、公証役場で作成する公正証書遺言があります。

その違いについても、しっかり理解していただけるように、わかりやすくお話しさせていただきます。

日時 : 平成30年3月3日(土) 13:30~15:00

場所 : すずき行政書士事務所

   芦屋市業平町1-17-203 JR芦屋駅南出口徒歩1分

   (阪急芦屋川徒歩10分、阪神芦屋駅徒歩10分)

費用 : 1,000円   人数 : 4名様限定 

講師 : 行政書士 鱸 弥生

 

少人数なので、アットホームな雰囲気で進めたいと思っています。

お気軽にご参加くださいませ。

こちらからお申込みください。

メッセージ欄に「セミナー参加」とお書きください。

特に知りたい事柄がありましたら、メッセージ欄にお書きください。

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遺言 会話式Q&A 3.財産は不動産とわずかな預金、不動産は息子にあげたいけど

恵美さん  「うちの財産といえば、今住んでいる家と三百万円くらいのお金なの。夫は数年前に他界して、今は独身の息子と一緒に住んでいるの。娘は嫁いでいるけど、子どもの教育費なんかで、いろいろ大変みたいなの。この家は、息子にあげたいと思ってるんだけど、どうすればいいかしら?」

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すずきさん 「息子さんに自宅を相続させるという遺言書を書いておくのがいいですね。遺言書がないと、息子さんと娘さんで、だれがどの財産を継ぐのかを話し合わなければならなくなります。法定相続分は、兄妹だと、それぞれ2分の1。不動産の価格が1,500万円、預貯金が300万円として、合計で1,800万円。それぞれ900万円ずつ相続することになります。娘さんが300万円の預貯金を相続するとしても、残りの600万円は、息子さんが娘さんに支払わないといけません。」

恵美さん  「息子が600万円を支払うのはしんどいわね。」

すずきさん 「遺言書に、「自宅不動産は息子に相続させる。娘には、預貯金300万円を相続させる」って書いた場合を、みてみましょう。

息子 → 自宅不動産1,500万円  娘 → 預貯金300万円

問題になるのは、遺留分です。遺留分は、相続人が最低限相続できる割合ですが、この場合だと、全遺産の4分の1が、娘さんの遺留分になります。金額にすると、450万円です。遺言書通りだと、娘さんは預貯金300万円しか相続しないけど、遺留分として、あと150万円は、息子さんに請求できることになります。」

恵美さん  「600万円よりも、かなり少なくなるわね。それ以上は無理かしら?」

すずきさん 「そうですね。あとは、遺言書の付言事項を利用して、恵美さんのお気持ちを書いておくことですね。付言事項は、遺言書の一番最後に書くもので、法的な拘束力はありませんが、恵美さんのお気持ちは伝えることができます。娘さんもお母さんの気持ちを知ることで、遺留分は請求しないでおこうと思うかもしれませんよ。ただし、最悪、遺留分を請求される可能性があることはご理解くださいね。その場合、息子さんが、一括での支払いが難しければ、分割などで支払うほかないですね。」

恵美さん  「わかりました。主人を亡くしてから息子には、いろいろ面倒をみてもらっているの。娘は遠方だから気軽に来てもらえないでしょ。先日、入院したときも、息子が仕事を休んでついててくれたのよ。付言事項に私の気持ちを書いておくようにするわ。」

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すずきさん 「親孝行な息子さんですね。」

 

POINT 財産が不動産とわずかな預貯金。不動産を特定の相続人にあげたい場合は、遺言書を書いておく!!遺留分に注意。

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遺言 会話式Q&A ②子どもに知られずに遺言書を作成したいのですが。

 一郎さん 「私は、先祖から引き継いだ財産を含め、3億円以上の財産を持っています。ただ、子どもたちは、私の財産をあてにしていて、遺言書を書くと言うと、兄弟でひと悶着ありそうです。子どもたちに知られずに、遺言書を書くことはできますか?」

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すずきさん 「子どもたちが揉めるのはみたくないですからね。お気持ち、お察しいたします。なかには、遺言書を書いたことを、家族には絶対知らせたくないので、行政書士からの連絡はわからないようにしてほしいと言われる方もいらっしゃいますよ。遺言書を書いたことが原因で、あれこれ言われるのが嫌なんだそうです。」

一郎さん 「やはりそうですか。」

すずきさん 「次のような例もありました。自宅不動産や預貯金を長男に相続させるという遺言書を書かれた方がいらっしゃいました。その内容を聞いた長男は、それ以降、遺言者をぞんざいに扱い、怒った遺言者が後日、長男には内緒で、遺言書を書きかえられました。長男は、遺言書で財産をもらえることが確実になったので、遺言者を大事にしなくなったのでしょうね。」

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一郎さん 「そんなこともあるんですね。参考になりました。」

すずきさん 「すみません、話がそれましたね。自筆で書く遺言を自筆証書遺言といいます。これだと、だれにも知られずに遺言書を書くことができますが、法律で決められた方式を満たさないと無効になってしまう可能性があり、お勧めはしません。やはり、公正証書遺言がよいと思います。公正証書遺言は、公証役場に行って作ります。公証人という元裁判官や元検事が作るので、法律的な問題が起こることはほとんどありません。また、原本は、公証役場で保管されるので、偽造変造の恐れもありません。デメリットは、証人が二人必要だということです。そういう意味では、だれにも知られずに作成することはできないということになりますが、行政書士などの専門家や公証役場で用意してくれる証人ですと信頼できると思いますよ。」

一郎さん 「なるほど、そうですか。子どもたちに知られなければ、それもいいかもしれませんね。」

すずきさん 「そうですね。もう1つデメリットがあるのですが、公正証書を作成するには、費用がかかります。財産額と相続人の人数によって計算されます。」

公証役場・公正証書作成手数料

目的財産の価額

手数料の額

100万円まで

5,000円

200万円まで

7,000円

500万円まで

11,000円

1,000万円まで

17,000円

3,000万円まで

23,000円

5,000万円まで

29,000円

1億円まで

43,000円

1. 1億円を超える部分については
  1億円を超え3億円まで  5,000万円毎に 1万3,000円
  3億円を超え10億円まで 5,000万円毎に 1万1,000円
  10億円を超える部分   5,000万円毎に 8,000円 がそれぞれ加算されます。 

2. 上記の基準を前提に,具体的に手数料を算出するには,下記の点に留意が必要です。

財産の相続又は遺贈を受ける人ごとにその財産の価額を算出し,これを上記基準表に当てはめて,その価額に対応する手数料額を求め,これらの手数料額を合算して,当該遺言書全体の手数料を算出します。

②遺言加算といって,全体の財産が1億円未満のときは,上記①によって算出された手数料額に,1万1000円が加算されます。

一郎さん 「費用がかかるのは仕方ありませんね。元裁判官や元検事さんが作成してくれるのですから、安心できます。」

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すずきさん 「おっしゃる通りです。大事な財産を安全確実にお子さんに引き継ぐコストですからね。」

一郎さん 「なんだかほっとしました。私の面倒をよくみてくれる子どもには、多くの財産をあげて、そうでない子は、※遺留分だけにしようと思います。」

すずきさん 「そうですか。子どもは親の思い通りにはいきませんね。」

※遺留分 相続人が最低限相続できる相続分。相続人が子どもだけの場合、通常もらえる相続分の半分が遺留分になる。兄弟二人が相続人の場合、遺留分は、遺産の4分の1になる。

一郎さん 「財産のことで、いろいろ相談にのってほしいことがあるのですが。」

すずきさん 「もちろん、承ります。公正証書遺言のご依頼の場合は、報酬をいただくことになりますが。」

一郎さん 「けっこうです。いろいろ相談に乗っていただきたいことがありますので、よろしくお願いします。」

すずきさん 「行政書士に公正証書遺言の作成をご依頼いただいた場合、公証役場との打ち合わせは、すべて私のほうで行います。作成日に、公証役場に一度行っていただくだけで大丈夫です。また、将来、遺言書の書き直しなどがあった場合にも、事情がわかっているので、スムーズに進むと思います。年齢とともに、自分で何かを行うのが億劫になってきますよね。行政書士が、手足となって動きますので、ご安心くださいね。」

一郎さん 「それは有難いです。財産をまとめて、あらためてこちらから、連絡させていただきます。」

すずきさん 「はい、お待ちしております。」

POINT 子どもに知られずに遺言書を書きたい場合、自筆証書遺言があるが、無効になる可能性もあり、お勧めはしない。公正証書遺言は、証人二人必要だが、子どもに知られずに遺言書を作成できる!!

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遺言 会話式Q&A ①遺言書はお金持ちが書くものじゃないの?

愛子さん  「遺言書は、お金持ちが書くものじゃないの?」

すずきさん 「そう思っている人も多いけど、実は違うの。遺言書を書くのは、相続争いを防ぐためなんだけど、財産の少ない人のほうが争いになりやすいの。財産が多いと、気持ちに余裕があるから、多少の財産の多い少ないは許せるけど、財産が少ないと、この機会にできるだけ多くの遺産をもらいたいと思って、相続人同士で譲り合いの精神が働かなくなるの。兄弟姉妹で、長年の感情の鬱積があると、正直、まともに話し合うこともできなくなるのよ。」

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愛子さん  「相続でもめてる話はよく聞くわ。」

すずきさん 「「遺言書がないと、相続人同士で、だれがどの財産を相続するのかを決めないといけないの。例えば、兄弟姉妹で争いがあって、この話し合いがうまくいかないと、家庭裁判所に調停を申し立てることになるの。1か月に1回程度、家庭裁判所に行って、うまく和解できるといいけど、なかなか難しいの。半年~1年、もっと長い期間かかっているケースもあるわ。こうなると、和解しても、その後の親戚づきあいはなくなるわね。」

愛子さん  「それは悲しいね。せっかく縁があって、兄弟姉妹になったのに。」

すずきさん 「親が生きているうちは、仲よくみえていた兄弟姉妹も、両親が亡くなると、お嫁さんやお婿さんがついて、自分たちの権利を主張しだすことが多いわ。今は、給与も増えない世の中だから、子どもたちも自分たちの将来を考えると、“この機会に少しでも多くもらいたい”と思うでしょう。」

愛子さん  「そうよね。“うちは子どもたちは仲がいいから大丈夫”という考え方じゃなく、“もめる”ということを前提に考えないといけないのね。」

すずきさん 「子どもの側から、“親に遺言書を書いてもらいたいのですが・・・”という相談を受けることもあるわ。遺言書を書いてほしいと思っても、なかなか切り出せない。親が高齢になればなるほどそうよね。私は、子どもが心配しないように、親が遺言書を書いておくことが、親の務めだと思っているの。親が自分の遺産をあげる人を決めておいてくれて、子どもは、それを有難くいただく、それが理想の財産の分け方じゃないかしら。」

愛子さん  「なるほど~そうかもね。」

POINT 財産が少なくても、遺言書は書くべし!!

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11月16日(水)「遺言書の書き方セミナー」のご案内

自分の財産のことが気になり、遺言書を書こうか迷っている方、あるいは、遺言書を書きたいけど、書き方がわからないという方、最終的には、公正証書遺言にしたいけど、まだ、そこまでは考えていないという方向けのセミナーです。

日時 : 平成28年11月16日(水) 13:30~15:00

場所 : すずき行政書士事務所

   芦屋市業平町1-17-203 JR芦屋駅南出口徒歩1分

   (阪急芦屋川徒歩10分、阪神芦屋駅徒歩10分)

費用 : 1,000円   人数 : 女性限定4名 

講師 : 行政書士 鱸 弥生

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遺言セット(用紙・封筒)付き

遺言書は、法律で書き方が厳格に決められており、間違うと無効になったり、相続争いの原因にもなります。正しい法律知識を身につけ、遺言書を書いてみましょう。当日は、ひな形に沿って、書いていただきます。参加者の特典として、自分で書いた遺言書を後日、チェックさせていただきます。

方式のチェックのみ 10,800円 相談料込み 32,400円

報酬表にはないメニューなので、お得です!!

チラシはこちら%e3%83%81%e3%83%a9%e3%82%b7%e3%80%8c%e9%81%ba%e8%a8%80%e6%9b%b8%e3%81%ae%e6%9b%b8%e3%81%8d%e6%96%b9%e3%80%8d%e3%82%bb%e3%83%9f%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%80%80%e3%83%81%e3%83%a9%e3%82%b7

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簡単!! 「遺言書の書き方」セミナー

自分の財産のことが気になり、遺言書を書こうか迷っている方、あるいは、遺言書を書きたいけ

ど、書き方がわからないという方、最終的には、公正証書遺言にしたいけど、まだ、そこまでは

考えていないという方向けのセミナーです。

日時 : ①平成28年10月5日(火) 13:30~15:00 受付終了

②平成28年10月21日(金) 13:30~15:00

場所 : すずき行政書士事務所                fotolia_50491868_subscription_monthly_m

   芦屋市業平町1-17-203 JR芦屋駅南出口徒歩1分

(阪急芦屋川徒歩10分、阪神芦屋駅徒歩10分)

 

人数 : ①女性限定2名 ②女性限定4名

費用 : 1,000円

講師 : 行政書士 鱸 弥生

 

遺言書は、法律で書き方が厳格に決められており、間違うと無効になったり、相続争いの原因

にもなります。正しい法律知識を身につけ、遺言書を書いてみましょう。当日は、ひな形に沿っ

て、書いていただきます。参加者の特典として、自分で書いた遺言書を後日、チェックさせてい

ただきます。     fotolia_85973811_subscription_monthly_m

方式のチェックのみ 10,800円 相談料込み 32,400円      

お申込みは、0797-55-6203 まで

チラシはこちら → %e3%80%8c%e9%81%ba%e8%a8%80%e6%9b%b8%e3%81%ae%e6%9b%b8%e3%81%8d%e6%96%b9%e3%80%8d%e3%82%bb%e3%83%9f%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%80%80%e3%83%81%e3%83%a9%e3%82%b7

 

 

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