5月10日 日経新聞にマイナンバー制の法案が、今国会で可決される見込みという記事が掲載さ
れていました。
この制度は、国民一人一人に個人番号を与え、社会保障と納税を一括管理するというものです。
実施されれば、年金や介護保険の納付状況、給与・報酬情報を、いつでも自宅のパソコンからも
見れるようになるそうです。便利な面ももちろんあるでしょうが、次のように書かれた文章を見て空
恐ろしさを感じました。
「将来的には、個人番号を銀行の口座情報とひもづけして、脱税を防ぐことも検討課題となる」
つまり、社会保障を受けるための利便性を強調しつつ、実は、国家によって国民の預金まで管理さ
れてしまうということなのです。
システムの構築や周辺機器の需要が見込まれ、IT業界は色めき立っているようですが・・・