児童相談所は、虐待の発見、保護の役割を担っていますが、
処理しなければならない案件に対して、職員の数が圧倒的に少ないようです。2000年に児童虐待防止法が施行されてから、虐待の件数は増加し続けていますが、
30年以上前から、小学生以上の子ども6人に対して、職員一人の配置で、今年度から
ようやく少し増やすのだとか。
虐待を受けている子どもは、家庭環境が複雑で、経済的に困窮していることが多いです。
このような親子と向き合うことは、精神的にも肉体的にも、とてもきつい仕事だと思います。
職員だけに背負わせるのではなく、もっと根本的な部分の経済的支援、育児支援などが必要だと思います。