1.なぜ、遺言を作る必要があるのですか?

一言でいうと、相続争いを防ぐためです。遺言がない場合、法律に定められている割合に沿って分けることになります。
例えば民法は、第1順位の相続人として、配偶者2分の1、子ども2分の1と定めているのですが、その分け方は、相続人間の話し合いで決めるようにも定めています。
この話し合いには、相続人だけでなく、その配偶者などの思惑も入り、お互いの利害が対立し、なかなかまとまらない状況になってしまうことがよくあります。 調停までいってしまうと、親戚付き合いがもとに戻ることはほとんどないといえるでしょう。このような相続争いを避けるために、遺言で予めだれが何を相続するのかを決めておけば、仮に相続人がその相続分について不満があったとしても、遺言に記載のあるとおりに、財産は分けられることになります。また、遺言の最後には、付言事項(ふげんじこう)といって、遺言者の気持ちを書く欄があるので、なぜ、そのような相続割合にしたのかを書いておけば、相続人も納得しやすいと思います。

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