15.一人暮らしで、妻も子どももいません。両親は既に他界し、兄弟姉妹もいません。私の財産は、死後どのようになるのでしょうか?

法定相続人がいない場合、利害関係人あるいは検察官の請求によって、家庭裁判所が相続財産管理人を選任します。
以後、財産管理人が遺産の管理を行います。相続人の最終捜索公告満了後3か月以内に、亡くなった方と生計を同じくしていた人、療養看護に努めた人、その他亡くなった方と特別の関係にあった人が家庭裁判所に「特別縁故者の申立て」をして認められれば、財産の分与を受けることができます。特別縁故者がいない場合、遺産は国のものになります。特別縁故者の申立てから審判がでるまでの期間は、最低でも10か月はかかります。手続きもややこしいので、できれば、お世話になった方に、遺言で財産を遺贈する、死因贈与契約を結ぶなどをしておきましょう。特定の個人でなくても、例えば、介護施設やNPO法人などにも遺贈することができます。

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